Qt 3D Studio 1.0 をリリースしました

Published Thursday December 7th, 2017
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この記事は The Qt BlogQt 3D Studio 1.0 Released を翻訳したものです。
執筆: Sami Makkonen, 2017年11月30日


Qt 3D Studio 1.0 を本日リリースいたしました。Qt 3D Studio は 3D のユーザーインターフェースのオーサリングシステムで、ソフトウェアディベロッパーとグラフィックデザイナーの両者の要求を満たすことが可能です。

Qt 3D Studio Editor

Qt 3D Studio はアプリケーションの 3D 表現とその動作を開発するためのオーサリングツールです。Editor はクロスプラットフォームの Qt アプリケーションで、Windows、macOS、Linux 上で動作します。Photoshop や Autodesk Maya、The Foundry MODO をはじめとした様々なオーサリングツールからデザインアセットをインポートすることが可能です。

qt3dstudioviewer

Qt 3D Studio Editor と Viewer がネットワーク越しに動作しています

Qt 3D Studio Viewer

Qt 3D Studio Viewer はデザインや動作をテストするための最適なツールです。Viewer と Editor をネットワーク接続することにより、実際のハードウェア上での動きやパフォーマンスのチェックも簡単にできるようになっています。また、Android 上での開発を簡単にはじめられるよう、Google Play にて Viewer アプリ を配布しています。


Viewer には シーケンス画像再生機能 もついており、Qt 3D Studio のシーンをパラパラ漫画にしたり、動画にしたりといったことも可能です。この 3D のランタイムが動作するのに十分なリソースがないハードウェア上でも、工夫次第では同じユーザーインターフェースを提供することができるということです。また、デザインプロセスにおける動作映像の共有にもお使いいただけます。

インストールとサポート対象のプラットフォーム

Editor と Viewer は Windows と macOS 向けにリリースしています。Linux はサポート対象ですが、バイナリでの提供は今回はしておりません。このため、Linux をお使いの方は ソースコード からビルドをする必要があります。Android や組み込み向けにビルドをする場合はビルドの手順書をご覧ください。Windows と macOS、Linux、Android に加え、組み込み Linux と INTEGRITY、QNX も動作プラットフォームとしてサポートしています。将来的には iOS などの他のプラットフォームのサポートも視野にいれています。サポート対象のプラットフォームの詳細は こちらのドキュメント をご覧ください。

Qt 3D Studio をインストールする一番簡単な方法はオンラインインストーラーで、Tools セクションの中から選択できるようになっています。オンラインインストーラーをまだお使いではない方は ダウンロードページ から入手可能です。商用ライセンスをご購入いただいている方は、 Qt Account より必要なパッケージの入手が可能です。オフラインインストーラーも提供しています。

Qt 3D Studio の開発環境や実機での動作はグラフィックスのアダプターやドライバーに依存しています。 Qt 3D Studio の開発中の話ですが、最新のドライバーへのアップデートで問題が解決したという経験が多々あります。もしなにか問題を発見した場合には バグトラッカー まで報告をお願いします。

はじめよう – ドキュメントとサンプル

インストールパッケージにはいくつかのサンプルプロジェクトが含まれていて、別のリポジトリ https://git.qt.io/public-demos/qt3dstudio でデモ用のアプリケーションも公開しています。今後もサンプルやデモを追加していく予定ですのでお楽しみに。ドキュメントは http://doc.qt.io/qt3dstudio/index.html になります。

Qt 3D Studio と Qt Quick で実装したホームオートメーションのデモ

ライセンス

すべての Qt の商用ユーザーの方は Qt 3D Studio Editor をそのままお使いいただけます。デスクトップ向けとモバイル向けの Qt アプリケーションでお使いいただく範囲では Runtime も追加料金なしでお使いいただけます。オープンソースユーザーの方は、Qt 3D Studio Editor と Runtime は GPLv3 ライセンスの元で利用することができます。組み込み機器でお使いの場合には、Qt 3D Studio の Runtime の配布に関する契約が別途必要となります。(ハードウェアに組み込まれた形でソフトウェアを出荷する場合など)

今後の予定

バグフィックスのリリースを必要に応じて行うことを予定しています。また、次のマイナーリリース(1.1.0)は2月の初めころを予定しています。このリリースでは Data Node API という UI とアプリケーションのロジックを明確に分離できるようにする API が新機能となる予定です。Data Node は UI デザイナーとアプリケーションディベロッパーの間の「契約」として機能し、これにより同じデータをいくつもの UI コンポーネントで簡単に使えるようになります。また、以前お伝えしたとおり、Qt 3D Studio の Runtime を Qt 3D ベースのものに置き換えることも予定しています。こちらは Qt 3D Studio 2.0 のリリースに含まれる予定で、時期的には 2018 年の5月頃の予定です。

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