Qt 5.8

Qt for Android のセキュリティ勧告

Published Tuesday December 5th, 2017 | Leave a comment
Posted in Qt | Tags: , , , , ,

この記事は The Qt Blog の Security advisory about Qt for Android を翻訳したものです。 執筆: Eskil Abrahamsen Blomfeldt, 2017年11月22日 悪意のあるアプリケーションによって、同じデバイス上にインストールされている Qt for Android で開発されたアプリケーションの乗っ取りの可能性に繋がる2つの脆弱性が Qt for Android に見つかりました。この脆弱性は JPCERT Coordination Center によって発見され、JVN#27342829 および JVN#67389262 の ID で脆弱性登録がなされています。 これらの脆弱性は Qt 5.9 および Qt 5.6 ブランチにて修正がなされており、本日リリースした Qt 5.9.3 には必要なパッチがすべて含まれております。 Qt 5.7 および Qt 5.8 をお使いの方向けにも、これらの脆弱性を修正するためのソースコードのパッチを用意いたしました。Qt Account や 5.6.3、5.7.1、5.8.0 の各リンクより入手可能です。これらのパッチは […]

Read More

Qt Speech (文字の音声化)について

Published Wednesday July 26th, 2017 | Leave a comment
Posted in Qt | Tags: , , ,

この記事は The Qt Blog の Qt Speech (Text to Speech) is here を翻訳したものです。 執筆: Frederik Gladhorn, 2017年1月20日 Qt 5.8.0 には Qt Speech モジュールがテクノロジープレビューとして追加されました。ここまでくるのには結構な時間を要しましたが、これは注目に値する要素が今のところ少ないためです。Android ではバックエンドが正常に動作するためのビルドとも格闘をしました。が、幸運なことに、手助けをしてくれるコミュニティがいつも存在しています。 パッケージに含まれるものは、テキストの音声化(Text to speech)です。モジュールはとてもコンパクトで、異なるプラットフォームの様々なバックエンドに賢い言葉を喋らせるための抽象化された API を提供します。上記のスクリーンショットは、Linux 上でのスピーチのバックエンドで、これは性別などの属性の機能がありません。これらはプラットフォームに依存していて、我々は様々な音声を選択できるように最大限の工夫をしました。 普通のことを最大限シンプルにし、綺麗な API を提供するのが Qt のゴールです。さて、どのくらいシンプルでしょう? エンジンの選択(プラットフォームによっては複数選択肢がある場合があります)が可能です。地域と音声を選択しましょう。デフォルトのものが自動で選択されるので、単に QTextToSpeech のインスタンスを生成して、1、2個シグナルの接続をし、say() と呼ぶだけです。 m_speech = new QTextToSpeech(this); connect(m_speech, &QTextToSpeech::stateChanged, this, &Window::stateChanged); m_speech->say(“Hello World!”); これだけです。さぁ、やってみましょう。現時点ではテクノロジープレビューなので、API が不完全だったり、やりかたがまずい場合には是非フィードバックをいただければと思います。ドキュメント はこちらになります。 ここで、今回貢献していただいた皆さんに感謝を申し上げます。The Qt Company […]

Read More

Qt 5.8.0 での QML のパフォーマンスの改善について

Published Wednesday April 5th, 2017 | Leave a comment
Posted in Qt | Tags: , , ,

この記事は The Qt Blog の Qt QML Performance improvements in Qt 5.8.0 を翻訳したものです。 執筆: Alex Blasche, 2017年3月8日 Qt 5.8 では大幅な Qt QML のパフォーマンスの改善がなされました。数人のエンジニアが多くの時間を費やし、どこがどう遅いのか、どう改善できるのかを調べました。これは Qt QML を最初にリリースした時から常に継続していることで、今後もこれは続くでしょう。ある程度の検討を重ねた結果、実際にどういう作業が行われているかをわかりやすくすることにしました。この長期に渡るプロジェクトを通していくつものパフォーマンス関連のツールや社内外のエンジニアによるベンチマークに関するノウハウが蓄積されています。これにより複雑なアレコレを一般化することが可能になりました。 起動時間 Qt 5.6.2 と Qt 5.8.0 で、グラフィカルと非グラフィカルなベンチマークで起動時間を比較してみました。対象のプラットフォームは Windows と Ubuntu、macOS、iMX6 ボード(この中で唯一32bitの環境になります)です。起動時間は以下の Qt の環境で確認しました。 Qt 5.6.2 Qt 5.6.2 + 商用の Qt Quick Compiler (qmlcompiler) Qt 5.8.0 + QML キャッシュなし Qt […]

Read More

Wayland を使用したマルチ UI プロセス構成のデバイス開発

Published Wednesday January 25th, 2017 | Leave a comment
Posted in Qt | Tags: , ,

この記事は The Qt Blog の Creating devices with multiple UI processes using Wayland を翻訳したものです。 執筆: Johan Helsing, 2017年1月23日 一昔前のユーザーインターフェースのあるデバイスでは、ユーザーインターフェースを実行するプロセスが1つだけあるような設計になっていました。これはユーザーインターフェースからデバイスをコントロールするためのロジックを分離したとても良い設計で、エンドユーザーの操作に対して即座に反応することができました。ハードウェアのコストが下がり性能が向上するにつれ、デバイスができることが増えてきました。ユーザーインターフェースは、非同期のイベントや様々なソースから発生する情報を表示するなど、以前より多くの役割を担う必要がでてきました。SMS のみに対応したシンプルな携帯電話が様々な機能を搭載したフィーチャーフォンに進化し、現在では10年前のパソコンよりも性能がよいスマートフォンがあたりまえになっています。スマートフォンのすべての UI をシングルプロセスで実行するなんて想像しただけで発狂しそうです。というわけで、複雑なデバイスのユーザーインターフェースの構築には同じような技術を導入してはいかがでしょうか? デバイスのユーザーインターフェースをマルチプロセス化するメリット: 安定性と堅牢性: アプリケーションを機能単位で複数に分割することにより、個々のアプリケーションの安定性を最大化でき、万が一あるアプリケーションがクラッシュしたとしても、他のアプリケーションには影響がありません。 開発の効率化: アプリケーションごとに担当するチームを分割することができ、他のチームの影響によるリスクを低減させることができます。 セキュリティ: システムや他のプロセスに対する最低限の権限でアプリケーションを実行することができます。 サードパーティーのアプリケーション開発: サードパーティのアプリケーション開発にデバイスを開放するのが容易になります。様々な UI ツールキットで開発されたアプリケーションを共存させることも可能です。 なぜ Wayland なのか? ユーザーインターフェースのプロセスを分割する決定をする際の技術的な課題は、いかに複数プロセスの画面出力をディスプレイに持っていくかになります。これまでの歴史的なアプローチは X を利用して、独自のウィンドウマネージャーを作成することでした。 最近のアプローチは X のよりシンプルな代替である Wayland を使うことです。 簡単に開発ができ、メンテナンスも楽 最新のグラフィックハードウェアを念頭においたモダンなウィンドウマネージメントの設計 プロトコルの拡張が容易 Wayland はウィンドウマネージメントの新しい業界標準 – 誰でも利用でき、誰でも拡張可能な共通プロトコル Wayland では「コンポジタ」が個々のクライアントのコンテンツをアレンジしてスクリーンに出力する役割を担います。 Qt の […]

Read More

Qt SCXML および Qt Creator での State Chart サポート

Published Wednesday January 25th, 2017 | Leave a comment
Posted in Qt | Tags: , , ,

この記事は The Qt Blog の Qt SCXML and State Chart Support in Qt Creator を翻訳したものです。 執筆: aportale, 2017年1月23日 Qt 4.6 での Qt State Machine Framework の導入以降、Qt ではステートマシーンを利用したアプリケーションの開発がサポートされています。今回 Qt 5.8 と Qt Creator 4.2 で新たに導入されたステートマシーン向けの対応により、その開発がさらに簡単になりました。 Qt 5.8 では Qt SCXML module が正式対応となり、SCXML を利用したステートマシーンを Qt で使うのがとても簡単になりました。これまでは SCXML は外部のツールを利用して Qt に取り込んでいて、それは依然として可能です。しかし、Qt Creator 4.2 ではステートチャートのビジュアルエディタが実験的にサポートされたため、これを利用して Qt Creator の中でステートチャートを作成したり、編集したりといったことが可能になります。このエディタと最近の Qt Creator の改善により、ステートマシーンを利用したアプリケーションの開発が […]

Read More
Get started today with Qt Download now