アクセシビリティ

Qt 5 アクセシビリティ API

Published Tuesday July 24th, 2012 | Leave a comment
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この記事は Qt Blog の “Qt 5 Accessibility APIs” を翻訳したものです。 執筆: Frederik Gladhorn, 2012年6月18日 Qt 4 から Qt 5 へのアップデートはゆるやかでスムーズなものとなります。基本的にはソース互換性を維持します。ただし、絶対に必要だと思われる領域に関してはその限りではありません。 アクセシビリティはそのような領域の一つで、Qt 5 への移行時に影響を受ける大きな変更が加えられました。 これは、これまでの API は古く、すべてのプラットフォームにおいてアクセシビリティの実装を改善することができなかったためです。 変更にあたって、一旦すべてのアクセシビリティ API をインターナルとしてマークしました。すなわち、これらの API は「不可視化」され、ドキュメントにも載りません。これはこの巨大な変更による API が確定しておらず、かつ充分にテストされていないためです。Qt 5.1 のリリースで正式な API とするのが適切だと思います。しかし、特別な設定を行わなくてもテストは行えるように、有効にする手段を用意しました。その間はドキュメントはありませんが、既存の Qt 4 よりも大幅に改善されていることが分かると思います。 Linux 向けの新しいアクセシビリティブリッジの開発時に、みなさんからのフィードバックで API の限界が判明したため、できる限りその解決を行おうとしました。元々の API は Windows 95 でサポートされたアクセシビリティ API である MSAA にインスパイアされたものでした。 その後も、開発者がユーザをより良くサポートできるように、そしてもちろんユーザがコンピュータをできる限り活用できるようにアクセシビリティの世界は変わり続けてきています。大規模な変更は行っていませんが、様々なところをブラッシュアップして、API はとても分かりやすくより間違いにくいようになりました。一つの大きな改善としてはプラットフォームへの通知の送信方法で、ようやくツールに対して十分な情報が提供できるようになりました。 Qt […]

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Linux におけるアクセシビリティ

Published Wednesday September 14th, 2011 | Leave a comment
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この記事は Qt Blog の “Accessibility on Linux” を翻訳したものです。 執筆: Frederik Gladhorn, 2011年8月23日 Linux 向け Qt Accessibility ブリッジのリリースをお届けできるのを嬉しく思います。このブリッジはプラットフォームのアクセシビリティインターフェースを使用した機能を提供します。まだアルファ版ですが予想以上によく動くので、皆さんのフィードバックを頂きたいと思います。 以前のバージョンからの一番大きな変更は、DBus の使用方法にあります。これはメモリと CPU のパフォーマンスに大きな改善をもたらしました。 適切な方法で Qt アプリケーションをアクセシブルにするために、私たちは GNOME で使われている AT-SPI2 を実装することにしました。そうすれば Qt、KDE、GNOME のアプリケーションが同じツールを使って同じ方法でアクセシブルになるからです。最初の目標は GNOME のスクリーンリーダーである Orca を使って良い体験を提供することです。 取得方法 お使いのディストリビューションで AT-SPI2 スタックを構築する必要があります。パッケージが提供されているでしょう。おそらく at-spi2-core、at-spi2-atk、python-pyatspi2 などのパッケージと、Orca (スクリーンリーダー) が必要です。 以下のように、GNOME に at-spi1 の代わりに at-spi2 を使うような設定が必要かもしれません。 gconftool-2 –set /desktop/gnome/interface/at-spi-dbus –type bool true gconftool-2 […]

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アクセシビリティへ向けて

Published Thursday April 14th, 2011 | Leave a comment
Posted in リサーチプロジェクト | Tags: ,

この記事は Qt Blog の ”Not yet Accessible” を翻訳したものです。 執筆: Frederik Gladhorn 2011年4月1日 最近、アクセシビリティについて少し調べる機会を得ました。Qt では、プラットフォームで設定されたハイコントラストカラースキームやビッグフォントをサポートしています。それ以外のアクセシビリティの機能としては支援技術(Assistive Technology:AT)があります。この機能ではアプリケーションが画面に表示しているものをエクスポートして、AT クライアントがそれを別の手段で解釈します。スクリーンリーダではユーザに画面をナビゲートする助けとして、その情報を音声合成に使用します。AT の規格はいくつかあります。Qt では全てのサポートプラットフォームで、そのネイティブインターフェースのサポートを目的としています。現時点で Windows では、若干古くなりましたが現役の MSAA(Microsoft Active Accessibility) をサポートしています。Linux の状況はこれまでかなり悪かったようです。これはまだリサーチプロジェクトですが、そのゴールは Linux デスクトップで Qt や KDE のアプリケーションで AT が動くようになることです。 最近 Orca(GNOME のスクリーンリーダ) が DBus と AT-SPI 2 で動き始めました。[qt QAccessibleBridgePlugin] を利用して、Qt はそれらと同じインターフェースを提供することが出来ます。そのプラグインは Qt の IAccessible2 (乱立するアクセシビリティの別の規格) の内部実装を使用します。これはまだ実装中ですが、ビデオでご覧いただいたように基本的な部分は実装済みです。 カスタムウィジェットを用いるアプリケーションに関連するのは [qt QAccessiblePlugin] を実装することです。もちろん、このプラグインは全てのプラットフォームで共通なので、一度だけ作成すればよいですし、標準のウィジェットには Qt […]

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