モジュール化

Qt 5 アルファ版

Published Wednesday April 4th, 2012 | 1 Comment on Qt 5 アルファ版
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この記事は Qt Blog の “Qt 5 Alpha” を翻訳したものです。 執筆: Lars Knoll, 2012年4月3日 本日 Qt 5 のアルファ版をリリースしました。Qt Project への開発体制の移行後、初のメジャーリリースになります。これまで数多くの関係者がこのリリースのために尽力してきました。Nokia の社員ではない方々もこのアルファ版に向けた多くの作業や新機能の実装を行ってきました。このプロジェクトに様々な人が加わり、一丸となって Qt をさらに良いものにしていることを大変嬉しく思います。 Qt 5 のアルファ版のリリースの主な目的は、今後のリリースをより良いものにするためのフィードバックを得ることです。このアルファ版では Qt 5 が提供する機能のうち、基本的な機能で構成される Qt Essential のモジュールにフォーカスしています。 アルファ版は http://qt-project.org/wiki/Qt-5-Alpha からダウンロードできます。今回はソースコードのみのリリースで、バイナリの提供はありません。みなさんの手でビルドをしていただく必要があります。ビルドの手順については http://qt-project.org/wiki/Qt-5-Alpha-building-instructions を参照してください。

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Qt モジュールの成熟レベル一覧

Published Thursday June 9th, 2011 | Leave a comment
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この記事は Qt Blog の “Qt Modules’ Maturity Level: The list” を翻訳したものです。 執筆: Thiago Macieira 2011年5月12日 先週、オープンガバナンスと将来の開発に向けて Qt での利用を提案しているレベルのフレームワークに関する 記事 を書きました。その中で Qt の各コードを調べてどのレベルにあるべきかを決めることを述べました。この記事ではその結果を皆さんと共有したいと思います。 まず最初に、このリストは将来リリースされる Qt に対するものだということを理解してください。特に重要なのは Qt 4.8 と 5.0 です。現在リリースしているシリーズ(4.7)には機能の追加も削除も一切行わないので、受け付け可能な種類のバグ修正を除いて、この仕組みは適用されません。例えば、デグレードを引き起こす可能性のあるケースに関するバグ修正がある場合、コミュニティはそのコミットを承認する前にコードの品質レベルとデグレードが起こる可能性を考慮し、リリーステストを行う必要があります。また、他社から、特に Digia から過去のリリースへの特別なサポートを得ることも可能です。しかし、それはオープンガバナンスの範疇外になります。 次に、下記のリストは Active(アクティブ) や Maintained(メンテナンス) では無いものだけを記載しています。今最も重要なことは、我々 Nokia が何に取り組んでいて、何は取り組んでいないかを正直に明らかにすることだと考えました。これは特にバグを報告する人々に重要です。なぜなら、我々としては Done(完了) かそれ以下のレベルにあるサブシステムへの、優先度の低い問題を修正するつもりがないからです。例えば QtDBus のように、下記のリストにないものは “Active” か “Maintained” 状態にあります。このリストは Qt だけにフォーカスしたものであることに注意してください。そのコードは古く、レガシーなものも含まれています。 この最初のリストは(ブログで公開する性質上)静的なものですが、オープンガバナンスと Qt 5 の開発がスタートした際にはリストがとても頻繁に更新されるでしょうから、Qt Developer Network […]

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Qt のモジュールの成熟レベル

Published Thursday June 2nd, 2011 | Leave a comment
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この記事は Qt Blog の “Qt Modules’ Maturity Level” を翻訳したものです。 執筆: Thiago Macieira 2011年5月3日 Qt にバグを報告したことのある方であれば、すぐに対応されるものもあればそうでないものもあることに疑問に思ったことがあるかもしれません。しかし、そのほとんどが人間的な要因だということは驚くには値しないかもしれません。その報告が問題となるコードに精通している人の目に留まった場合、当然時間があればですが、優先度が P3 のように低いものであってもすぐに対応されることでしょう。逆にあまり知られていない分野のものであった場合には、修正されるまでには時間がかかるでしょう。また、[qt QHttp] や [qt Qt3Support] のように既に非推奨なものに関しては、バグが修正されることはないでしょう。 これを頭に入れた上で、モジュール化 を行うにあたり、私たち自身が Qt のそれぞれのモジュールのコードについてどのくらい精通しているかを見てみることにしました。この確認を通して Qt にある機能のうちみなさんにこれ以上使ってもらいたくないもの、協力が必要な場所、コードに満足している箇所を明らかにしたいと思います。 そして私たちは各モジュールの状態のまとめの一覧を作成しました。この一覧を モジュールの成熟 (Maturity)レベル と呼ぶことにし、オープンガバナンス化の一部として将来的に使おうと思っています。 レベルの定義 上から下まで5つの異なるレベルに加え、補助的なステージを1つ用意しました。アクティブなものから順に並べたものが以下になります。 Active(アクティブ) モジュールや機能は積極的に開発されており、変化も速いです 新機能も期待できます バグへの素早い応答時間 メンテナは新しいコードやバグの修正を積極的に受け入れます Maintained(メンテナンス) P0、P1、P2 のバグは修正されるでしょう 機能については Done(完了: 以下を参照)と同様です 機能は追加されるかもしれません メンテナは新しいコードやバグの修正を受け入れます Done(完了) 安定性の確保がメンテナの一番の目標です メンテナはコードが「動くこと」(コンパイル、テストにパスすることなど)を保証しなければなりません 新機能の追加やパフォーマンスの改善は行われないでしょう P0 と P1 のバグは修正されるでしょう […]

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Qt 5 に関する構想

Published Thursday May 12th, 2011 | Leave a comment
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この記事は Qt Blog の “Thoughts about Qt 5” を翻訳したものです。 執筆: Lars Knoll 2011年5月9日 Qt 4.0 は約6年前の2005年の6月にリリースされました。この6年でソフトウェア業界には様々な変化がありました。以前はほとんどのアプリケーション開発がデスクトップシステムに対して行われていましたが、今では Web に繋がるモバイルデバイスが大幅に増えました。ユーザーインターフェースのテクノロジーはウィジェットによる静的なものから、タッチインターフェースベースの動的なものへと変化しています。Qt 4.0 のリリース以後、開発のニーズを満たすために7つの Qt のマイナーバージョンをリリースしてきました。その一例が Qt Quick のリリースです。Qt ユーザー層の拡大に伴って、組み込みおよびモバイルアプリと UI の開発者から強力な支持と新たなニーズを抱くこととなりました。 また、将来的に複数の産業に渡り Qt が業界をリードする最先端の開発フレームワークとして幅広く利用されるようになるには、 Qt 自身をリフレッシュし続けることが必要です。Qt 4 は進化してきました。その上で、技術的な観点から将来のバージョンの Qt がどのようにあるべきかを考えています。この数年の間に、次のメジャーリリースに向けた基礎を築き続けてきました。Qt Quick、QML Scenegraph や Lighthouse プロジェクトがあり、またより注目が増してきた Qt WebKit を組み合わせて、それらを基礎とした計画の元に Qt の新たなメジャーリリースへと動き始めます。 今後の数ヶ月で Qt はオープンガバナンスへと移行します。そこで議論の基点として、私の考える Qt 5 の技術的なアーキテクチャを Qt のコミュニティと共有したいと思います。 […]

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Qt のモジュール化プロジェクトの状況報告

Published Monday January 24th, 2011 | 3 Comments on Qt のモジュール化プロジェクトの状況報告
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この記事は、昨年の十月に公開した「Qt のモジュール化プロジェクト」の続報になります。作業は順調に進み、大部分を大きなモジュールに分割することが出来ました。 下図に現在の分割の状況を示します。なお、元々の Qt には含まれていないモジュールは図示していません。

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Qt のモジュール化プロジェクト

Published Wednesday October 27th, 2010 | 1 Comment on Qt のモジュール化プロジェクト
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この記事は Qt Blog の “Qt is going modular” を翻訳したものです。 先日、”Qt Modularization” なるプロジェクトが始まりました。このプロジェクトは Qt を全てのレベルでモジュール化することを目的としています。ご存じのように、Qt はすでにライブラリ単位ではモジュール化されていて、各ライブラリはそれぞれ別のファイルとなっています。しかし、Qt プロジェクトそのものは単一のプロジェクトです。全てのコードは一つのリポジトリとして公開されており、あるモジュールのビルドは、それが依存するモジュールを同時にビルドすることなしには、行えません。このプロジェクトではその状況を変えようとしています。各モジュールは別のリポジトリで公開され、それぞれに別々の管理者が存在し、またモジュールごとに異なったリリーススケジュールを持ちます。 このプロジェクトは様々な要因から始まりました。一つは、あるモジュールを他のモジュールよりも頻繁にリリースしたいと考えたためです。それは QtWebKit や QtDeclarative のように開発が活発なプロジェクトにとって重要なことです。その他の理由としては、Qt の全てのコードを一つのリポジトリに納めるには Qt は技術的な観点からも管理的な観点からも大きすぎるということです。完全に分割されたモジュール化によって、チームやコントリビューションはそれぞれのモジュールで独立して働くことが出来ます。また、テスターや開発者は安定している依存モジュールを利用することによって、対象となるモジュールのみに焦点を当ててテストやビルドが出来るようになります。

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